ジョニーは戦場へ行った

監督:ダルトン・トランボ

昔観たような観てないような。思った程ではなかった。白黒とカラーの大胆な構成で、現実と夢、回想を表現。顔も見せず、肉の塊のような主人公の苦しみは分かるが、若干心の声が邪魔な気がした。もっと静寂な画面の方が、より残酷さを強調できたのにとも思った。監督トランボは赤狩りに反対した人物。声を上げたくても上げられない主人公は、赤狩り時代の社会を表したものなのかなとも。