ルーベ、嘆きの光

監督:アルノー・デプレシャン

なんか捉え所のない映画である。サスペンス映画かと思ったら、取り調べ映画であった。そもそもなぜあの二人が犯人として逮捕されたのかが、やや腑に落ちない。とにかくじっくりと取り調べを描くなかなか変わった映画で、犯人探しよりもそこに重点を置いてるとこが、あまりない趣向であった。地味だが、レア・セドゥが出てることにより、それなりの代物になった気がする。