ナチュラルウーマン

監督:セバスティアン・レリオ

主人公は本物のLGBTの人。まさに彼女自身の怒りが伝わるようなリアルな演技であった。ただ差別や偏見がテーマであるが、このケースは果たしてそれにあたるのかなとはちょっと思った。彼女目線で描けばそう見えるが、警察にしろ故人の家族にしろ、手順に乗っ取った対応だと思った。どの道多かれ少なかれ差別なんてどこにでもある。普通の人でさえも。なんでもかんでも配慮しなければいけない社会になっていき、めんどくさいなあと思う今日この頃。。。