ブラインド・スポット 隠蔽捜査

監督:ナビル・ベン・ヤディル

最初は分かりづらかったが、除々に判明してくる二人の関係。隠蔽に隠蔽を重ね、雁字搦めになり落ちていく面白さはある。爆破シーンがいい。またベルギーの移民問題も見え隠れする。親のように慕った部下に撃たれ、この部下が移民で主人公刑事が悪いのに、それを世間は知らず移民に撃たれたという事実だけが残り、部下はボコボコに殴られ、また迫害される。悪が滅んだと見せかけて、悪い移民に立ち向かったと解釈されてしまう皮肉。。。