ダンケルク

監督:クリストファー・ノーラン

ノーランファンとしては非常に残念な出来。期待が高かったせいか落胆も大きい。映像の迫力や臨場感、終始鳴り響くハンス・ジマーの音楽とその辺は素晴らしかった。ただいくら映像が凄くても、話がつまらなくては意味が無い。とにかく中身がびっくりするぐらい薄い。脚本が薄かったというのも納得の中身の無さ。30万人救ったと言ってるが、全く救った感がない。だから高揚感も感動もない。リアルなのかもしれないが、映画としての興奮が乏しい。どうしても「プライベートライアン」と比較してしまうが、比較対象のレベルにすら達してない。ファンだからこそ、ちょっと厳しく評価。