灰とダイヤモンド

監督:アンジェイ・ワイダ

アンジェイ・ワイダの名作。昔観たような気もするが忘れた。「世代」「地下水道」に続くワイダの戦争三部作なのだが、前二作に比べるとテーマの切実さがあまり見えなかった。話の内容よりも主役のサングラスが全てのような気がする。終盤の暗殺シーン後の花火、ラストのゴミ置き場での死、印象的なシーンを作れたのが名作へと押し上げたのではないか。