ジョルダーニ家の人々

監督:ジャンルカ・マリア・タヴァレッリ

全四部作の約6時間40分の大作家族映画。イタリアの今の姿を映し出し、そしてどの国にもある普遍的な家族の肖像を描く。どこにでもある普通の家族が、三男の死をきっかけに崩壊と再生をぎっしり描く。生と死、不倫、同性愛、移民、そしてあらゆる愛の形。これだけの時間を費やしてるのでとても濃密に描かれていて見応えはある。ただ家族という題材だけで、ここまで時間をかける必要があるのかはやや疑問。これだけの長編でも退屈させないのは凄いけどね。。。