ある殺人に関するテーゼ

監督:エルナン・ゴルドフリード

ミステリーとしては正直大したことなかったが、雰囲気の良さとリカルド・ダリンの存在によってそこそこなものには仕上がった。まあリカルド・ダリンは好きだし、あの濃い存在感は健在。ただ、教授と教え子の頭脳戦みたいにしたかったのか、結局幻覚というか妄想というか、そっち方向にしたかったのか、どうもどっちつかずなため、終盤でややつまずいてしまったかな。惜しい。