ボクは五才

監督:湯浅憲明

うん、いい映画じゃん。はじめてのおつかいの旅行版みたいで、5才の子供が父に会うために、高知から大阪まで無銭で一人で旅をする。家族の妨害や困難がいろいろと待ち受けるが、なんだかんだで上手くいっちゃう。映画だし、現実的にありえないが、まあ目くじら立てるのは野暮ってもんでしょう。主人公の子役がかわいいし、サンキューってのがいい。子供が歌ってる主題歌らしき歌も、何気にいい歌詞で効果的。最後の再会も感動的で、日本の人情と親子愛にしみじみ。