オズの魔法使

監督:ヴィクター・フレミング

この手のこってこってのファンタジー映画は苦手だが、素晴らしい映画だった。1939年製作なのに、このSFXの凄さはとても信じられない。一体どういうことなんだ?。今のCGまみれのファンタジーと比べ、手作り感があって温かみがある。もっとショボイのかなと思ったけど、多少は古さはあるが、全然通用する美術や特撮。この時代で既にアメリカは遥か先にいっていた。。。ジュディ・ガーランドも愛らしく、とても魅力的だった。案山子、ブリキ、ライオンのキャラクター造形も楽しく、これは日本でいえば桃太郎だね。”オーバー・ザ・レインボー”も美しい名曲だし、まさに童心に返る名作であった。