DATSUGOKU -脱獄-

監督:ルパート・ワイアット

こんなタイトルだがセガールは出ていない。なかなかの秀作。ルパート・ワイアットはこれがきっかけで「猿の惑星」に起用が決まった。英国俳優で固めた男臭い刑務所映画。脱獄計画を立てる過程と脱獄実行を交互に見せる構成。なんでこんなことしてんだろうと思ったら、なるほど最後にこの映画の仕掛けが見えてくる。R・ワイアットやるな。ブライアン・コックスも円熟。「デビルズ・ダブル」ではあんなに濃かったドミニク・クーパーが結構気が小さい役で出てるのも意外だった。いやはや刑務所映画に外れなし!