監督：トム・フーパー
ふう長い。ドラマの合間に歌が入るパターンではなく、ほぼ台詞すべてが歌なので、観てる側にも気合が強いられる。物凄いパワーに溢れているし、ミュージカル好きには堪らないだろうが、私には少々疲れた。数年前のオスカー受賞式でＨ・ジャックマンとＡ・ハサウェイがミュージカルでやりとりしていたが、あの出会いがこういう形で結実したか。二人が歌が上手いのは知っていたが、驚いたのはラッセル・クロウだ。まさかこんなに歌いまくりとは思わなかったし、意外に上手い。歌うイメージが無かっただけに、このギャップにやられた。一番光っていたと思うよ。
