アナザヘヴン

監督:飯田譲治

どうせショボイSFだろうと高をくくっていたからか、あれ?結構面白いじゃんと意外と最後まで楽しめたりなんかする。きっと監督は「遊星からの物体X」が好きなのかな。台詞が聞き取りずらいとかオチがアホくさいなど欠点も多いが、いい所もある。松雪泰子が犯人だと思ったら犯人ではなかった。でも実は犯人だったというくだりなどストーリーに工夫も見られ悪くない。それと市川実和子が体当たりの熱演で、どこか人間離れした存在感が素晴らしかった。