フローズン・タイム

監督:ショーン・エリス

これは中々の拾い物といえる青春映画。イギリスが舞台で、無名役者ばかりなのもいい。監督のショーン・エリスは、ファッション・フォトグラファーだそうだが、最初は芸術家気取りの映像に、やや冷やかに観ていたが、平凡な日常なんだけど、そこにきらめくようなエピソードなり、友人たちなりによって、どこか愛すべき世界に変換していて、この雰囲気はかなり好き。監督自身の妄想が全開したような話だが、エロさはなく、逆にファンタジック。それにしても、この映画のポスター、あれは無いんじゃない。あれだと観る人間は躊躇するよ。。。