バシュフル盆地のブロンド美人

監督:プレストン・スタージェス

おそらく初プレストン・スタージェス。コメディの名手とは聞いていたが、なるほど流石に面白い。結構なドタバタ喜劇だが、話は入念に作りこんでるのが伺える。判事のけつに銃弾をぶち込むとこに大笑い。その他にも銃撃戦での繰り返しのギャグなど遊び心がいっぱいつまっている。そしてあのバカ兄弟の強烈なバカっぷりは気持ち悪いぐらいだ。最後はなぜか結婚と強引な結末だが、それも前ふりであり、二度あることは三度あるとばかりに判事のけつに三度目の銃弾と見事にオチが決まりました。プレストン・スタージェスもっと観たい。