ミレニアム2 火と戯れる女

監督:ダニエル・アルフレッドソン

シリーズ第2作で、結論から言うと前作の方が面白かった。スケール的にダウンしている分、ストーリーもこじんまりしてしまった気がする。ただ北欧ミステリーの面白さは健在で、今回はリスベットの過去が明らかになるなど、リスベットの過去への決着が見物。パンクな精神も健在であった。それにしてもミカエルとリスベットが交差しない(一番最後でようやく会う)展開は、よくよく考えれば映画としては思い切ったことをしている。さて第3作目はどんな戦いが待ち受けるか、期待が膨らむ。