SAYURI

監督:ロブ・マーシャル

どうせハリウッドが妙な日本を描いた芸者映画かと思ったが、これが思ったほど悪くない。むしろ中々いい出来。おかしな所は多少あるが、意外と違和感は余り感じず(てゆうか慣れる)、英語劇もまあこれはこれで有りっちゃ有りかも。「シカゴ」のロブ・マーシャル監督なので、変なものにはならなかった様だ。日本人としては、主役は日本人にやってほしかったが、この映画を観るとチャン・ツィイーで正解だったようだ。チャン・ツィイーの良さが、この映画に大きく貢献している。また渡辺謙もかっこよく、チャン・ツィイーとのプラトニックな愛も様になっていた。