フェイク シティ ある男のルール

監督:デヴィッド・エアー

全く期待しないで観たが、これが予想外の面白さで、やっぱりこういう骨のあるクライム映画は最高だね。デヴィッド・エアーといえば「トレーニングデイ」の脚本家だが、あの映画もかなり好きなので、この監督は注目していきたいね。警察の汚職と腐敗といえばジェームズ・エルロイの得意技だし、脚本にエルロイ自身が関わっているので、面白いのは当然か。キアヌ主演なので、ちょっと重厚さが薄い気がしないでもないが、ヒュー・ローリー(素晴らしい)、フォレスト・ウィッテカーの最高の芝居も手伝って、見応えのあるクライム映画に仕上がった。ただ配役などで、この映画のオチが容易に想像がついてしまうけどね。。。