エミリー・ローズ

監督:スコット・デリクソン

B級ホラーかと思ったら、実力派キャストによる裁判劇だったのにびっくり。エクソシスト+裁判劇という組み合わせが中々興味深い。映画の構成上、目線が神父よりなので、神や悪魔が実際に存在するような感じになっちゃっているが、客観的に見てみると、かなり胡散臭い気がしないでもない。ローラ・リニートム・ウィルキンソンが素晴らしいのは言うまでも無いが、エミリー・ローズ役のジェニファー・カーペンターがすごい熱演。ベッドの下での体を奇妙にくねらせた不気味な表情は強烈な印象を残した。