ジェリコ・マイル/獄中のランナー

監督:マイケル・マン

マイケル・マン出世作。獄中でただひたすら走り続けるストイックなランナーの孤独な戦いを描き、刑務所の人間関係や裏切り、濡れ衣などを盛り込んでいて、男くさい映画を撮らせたらピカイチのマイケル・マンらしい良く出来た刑務所映画だ。たった一人のオリンピックといった感じのラストの主人公の走りは、ベタなスローモーションではあるが感動的である。ブライアン・デネヒーはイヤな奴がホント板に付いてるね〜。