ポビーとディンガン

監督:ピーター・カッタネオ

オーストラリアの田舎町で起きた小さな物語。娘の架空の友達に家族が振り回されるというある種のお伽話だが、兄の健気さや素朴な町の雰囲気が和ませる。ただ町の人たちの描きこみが足りないのが惜しい。短い上映時間でコンパクトにまとめているのはいいが、エピソードが少ないため折角雑貨屋の変な弁護士という面白キャラがいるのに。。。彼と少年の交流がもっとほしかった所。