バリー・リンドン

監督:スタンリー・キューブリック

前半は虎視眈々と様子見な軍隊生活、後半は貴族への成り上がりと転落とその波乱万丈な人生を丹念に華麗に追っている。
演出のこだわりはまさにキューブリック。有名なローソクの光だけの撮影やズームアウトの多用、またマーチからクラシック調の音楽の絶妙な使われ方などキューブリック節が炸裂している。また撮影が素晴らしく特に決闘シーンが美しい。
貴族たちが皆人形のようで、顔にホクロのようなものを付けるあれは何だ。。。