ラルジャン

監督:ロベール・ブレッソン

冷徹な視線で犯罪の連鎖を描いている。
まともに生きていた人間が突然犯罪に巻き込まれ、濡れ衣を着せられる理不尽さ。後半殺人鬼へと変貌するが、ある意味主人公が一番の被害者だ。
トルストイ原作なので文学性が高い作品になっている。