2020-01-01から1ヶ月間の記事一覧
監督:佐々部清 北原白秋なんて名前ぐらいしか知らなかったので、こういう伝記はためになった。戦争や震災など社会背景も絡め、激動の時代を生きた詩人というのは分かったが、創作者としての苦悩や人物の描き方などに若干深みが足りない気はした。それでも詩…
監督:SABU 「パルプフィクション」がやりたかったんだね。まあSABUらしい作品。悪くはないんだけど、どうも3つの話の絡ませ方や細かい部分の不自然さが気になって、手放しで褒められない。これなら演歌話単独でよかった気がする。演歌話が面白かっただけに…
監督:長谷川康夫 台湾映画のリメイクだが、オリジナルは観てない。だからなのか中国映画みたいだった。なんつーかノリが古臭く、日本っぽくない感じ。あまり響かなかったが、終盤からちょっとだけよくなった。違う世界で付き合ってたとか、他愛のないエピソ…
監督:マイケル・ケイトン=ジョーンズ M・C=ジョーンズ久しぶりだなあ。殺し屋の大人の恋愛といったとこか。それなりの渋みはある。まあ内容自体は普通の殺し屋映画ではあるが。。。
監督:曲谷守平 いやあまだまだおかしな日本映画はあるもんだ。まあ一応ホラー映画なんだろうな。怖くはないけど。部落の土着信仰という日本的ホラーだが、生娘の血で刀を作るとか、それを99本も作ってきたとか、いろいろ設定がすごい。この時代にこういう…
監督:ハイファ・アル=マンスール 女流作家メアリー・シェリーの伝記映画。18歳で「フランケンシュタイン」を書き上げたとは驚きである。しかもまだ女性が社会的に認められていない時代に。自身の子供の死や科学への興味からこの小説を作り上げたのだろうか…
監督:トラヴィス・ナイト 「トランスフォーマー」のスピンオフ。原型は「ET」かな。映画としては極めて王道的展開だが、80年代テイストがいい。音楽や映画でオマージュが見られ、80年代への愛に溢れている。ヘイリー・スタインフェルドのちょいブス感…
監督:島耕二 坊さんと姫の悲恋。オドオドした雷蔵は逆にめずらしい。時にミュージカルっぽかったり、最後は和風ファンタジーになったりと一体これは何なんだ。若尾文子の乳首が見れてかなりびっくりしたんだけど。。。ある意味貴重な映画。
監督:英勉 テレビ版もアニメ版も一応両方観ている。今回ゲーム自体はそれほど面白いものではなかった。でもこの作品の楽しみ方は、顔芸というか大袈裟なやりすぎ演技を観ることにある。いかに弾けるか、いかにバカになるか、そこぐらいかな観るべきところは…
監督:ジェームズ・マーシュ 単独無寄港世界一周ヨットレースに出場した英国人の伝記ドラマ。若干面白味に欠ける。やはり海に一人っきりだと画としても弱い。回想や妄想を挟んで、なんとか場を繋ごうとはするが。。。ある種無謀な挑戦である。しかも素人がそ…
監督:中泉裕矢 二番煎じ。また同じパターンを繰り返し、芸がないなと思った。そして安っぽい作りにも辟易して観るのやめようかと思った。しかしである。終盤から面白くなった。奇跡的に終盤から盛り返した。続編を作るとかセンスねえなあと思ったけど、終わ…
監督:ヴィクター・レヴィン キアヌとウィノナ。80年代のアイドルがこの歳になって恋愛映画で共演というのはなんだか感慨深い。ただ映画は微妙。ロケ地はいい。基本二人の会話劇。けんかしてたと思ったら、いつの間にかくっついてた。セックスシーンが話を台…
監督:東伸児 市原悦子の遺作。彼女はさすがの演技。人間優しさに触れると、いい人間になろうと思うものである。またこの田舎の地が、人間を浄化させてくれるのかもしれない。しかし主人公が殺人となるとちょっと話が変わってくる。しかも事故とかならまだし…
監督:ドン・ユエ 中国のディザスター映画かと思ったら、「殺人の追憶」みたいな映画だった。中国産のノワールは割と嫌いじゃない。謎やオチはイマイチな気はするが、雰囲気はよかった。特に工場から列車の操車場への追跡シーンは中々見応えあった。雨の使い…
監督:渡辺公夫 パラリンピックという名称を世界で初めて用いたのが、1964年の東京パラリンピックだそうだ。精神的にも肉体的にも辛い状況の障害者たちに、目標を与えるという意味では、パラリンピックの必要性を強く感じた。ただこの映画に関しては、さほど…
監督:山田洋次 言わずと知れた国民的長寿シリーズの第一作。伝説の始まり。ここまで長寿シリーズになるとは思わなかっただろうな。うん普通に面白い。どこか日本のふるさとのような作品。典型的トラブルメイカーで、こんな兄がいたら嫌だ。でもこの寅次郎と…
監督:イヴァン・カルヴェラック 偏屈爺さんと女子学生の交流。話の方向性がブレブレでよく分からん展開ではあるが、現代社会の厳しさや努力しても報われない悲しさがあり、決してハッピーエンドになってないとこがいい。ただ若干息子夫婦を騙すとこが、どう…
監督:ロブ・コーエン 「ツイスター」みたいなディザスター映画だと思っていたら、そこにクライムアクションをぶっこんできた。紙幣処理施設というアイデアはいいと思うが、このディザスターとアクションの組み合わせが上手くいってない。テンポは悪いし、内…
監督:山本透 普通の恋愛物だと思っていたら、タイムトラベル系のラブストーリーだった。結局オチがそれかよってぐらい、あっさりとしたもので驚きもなかった。タイムトラベルなら誰でも思い浮かびそうな内容で、平板さはあったが、まあそこそこ観れたのかな…
監督:今石洋之 「紅蓮篇」「螺巌篇」の2本。テレビシリーズの総集編的内容。元々のテレビシリーズは全部観たが、それほどファンではない。地下でドリルで穴掘ってる話から最後は壮大な宇宙での対決という熱い熱いアニメ。アレ?こんな話だったっけって思っ…
監督:スティーヴン・スピルバーグ 悪くないし、とても巧みに作られていて、スピルバーグの職人ぶりは分かるが、そこまで感動には至らなかった。いつの時代もどこの国もやってることは変わらない。しかし権力批判とか報道の自由とかこの手の作品にはやや賛同…
監督:中野裕之 日本の美しい映像集。お正月に丁度いいかも。まさに日本のすべてがここに詰まっている。風景、歴史、伝統、あらゆる日本がここにあり、日本はこんなに美しい国なんだと日本人でよかったと思える作品。日本といえばやっぱり富士山であったり、…
監督:月川翔 昔ながらの純愛物。結構古臭い作りであった。ただこれならあえて発光病という病気である必要はないと思うのだが。発光病という病気を作った割には、それほどその病気が活かされていなかった。永野芽郁と北村匠海という組み合わせはよかった。
監督:アンナ・ボーデン、ライアン・フレック 案の定、アメコミファンではないので楽しめず。キャラは違えど、やってることはいつもといっしょなので、ワンパターンすぎて、またかって感じ。同じようなアクションも観飽きた。適当に観てたからか、いまいち話…
監督:上田慎一郎 「彼女の告白ランキング」「ナポリタン」「ヘタクソで上手な絵」「たまえのスーパーはらわた」「正装戦士スーツレンジャー」の5本の短編。Part1よりは良かったけど、短編としてはそこそこって感じかな。「たまえ」は映画制作の青春とさいた…
監督:上田慎一郎 「恋する小説家」「ハートにコブラツイスト」「Last Wedding Dress」「テイク8」の4本の短編。もうちょっと期待したんだけど、どれも素人レベルって感じであった。どこか青臭く、「カメ止め」という成功があったから何とか観れたが、それが…
監督:キャスリン・ビグロー まあビグローらしい。この硬派な作風は女性監督とは思えないぐらい。80年代テイスト全開で、このどこかダサい感じもご愛嬌。ヴァンパイア物だけど、内容は至ってシンプルだし、硬派なアクションの中で、どこか哀しみが感じられた…
監督:ジョセフ・ルーベン ようやく観れた。昔映画館で予告編を観て、気になっていたけど見る機会が無かった映画。トンデモ系とは聞いていたが、ほんとにトンデモ系だった。それでも前半は面白い。子供は消えたのか、妄想なのか。どっかで観たことあるような…