2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

エイリアン:コヴェナント

監督:リドリー・スコット「プロメテウス」の続編。アンドロイドが人間に取って代わろうとする話。それ自体は最近よくあるパターンだし、オチも想定内。その辺は特にどうでもよく、やはりエイリアンの存在が一番大きい。エイリアンの造形、動き、恐怖は素晴…

聖杯たちの騎士

監督:テレンス・マリック同監督の「ツリー・オブ・ライフ」「トゥ・ザ・ワンダー」に続く、また同じようなヒーリング的映画。正直もういいよって感じ。時々ハッとさせるような映像はあるし、どこか癒されるような瞬間はあるのだが、もういいよ。なぜ同じよ…

ザ・インターセクションズ

監督:クリストファー・スミスまあクライム映画としては、ややありきたりではあるが、編集の見せ方によって平凡さを回避している。まあ監督がクリストファー・スミスなので、この辺の編集テクニックは得意なとこだろう。タイ・シェリダンも若手だが、今後さ…

殺したい女

監督:ジェリー・ザッカー、ジム・エイブラハムズ、デヴィッド・ザッカー80年代コメディ。殺したいと思っていた女房が誘拐されて、それを利用しようとする夫。この設定が面白い。いろいろとアイデアが盛り込まれてて良いんだけど、80年代特有の強引さと…

アンフォゲッタブル

監督:デニーズ・ディ・ノヴィロザリオ・ドーソン主演だが、ハルベリー辺りでも似た様な作品がありそう。キャサリン・ハイグルもすっかり落ち目になったなあ。まあ凡作。

ゴッド・セイブ・アス マドリード連続老女強姦殺人事件

監督:ロドリゴ・ソロゴイェンタイトル通りのマドリードでの連続老女強姦殺人事件を追う。スペインのサイコ物で、二人の刑事も吃音と粗野という個性もあって結構楽しめた。刑事サスペンスとして、しっかりと安定した出来。

ソイレント・グリーン

監督:リチャード・フライシャーなんとなく今までスルーしてた作品。チャールトン・ヘストン出てるし、これはもうひとつの「猿の惑星」と呼びたい。今ではこの程度のネタはどっかで観たパターンではあるが、このオチは当時としては衝撃だったのではないか。…

アフターマス

監督:エリオット・レスター飛行機事故の被害者と加害者。ドイツで実際にあった事故を基にしている。事故だけかと思ったら、その後の加害者刺殺も実際にあったらしい。観て思ったのは、管制を1人でやってるという、これはもう完全に航空会社側の運用に問題あ…

汚れたミルク/あるセールスマンの告発

監督:ダニス・タノヴィッチなんだかイマイチ共感できない。粉ミルクは悪くないからだ。水が問題であり、これを粉ミルクのせいにするのは飛躍しすぎている。これの責任と言われても企業としては納得できないだろう。人権団体とかってどうも胡散臭い。

ハンティング・ナンバー1

監督:ジョー・ディーチ、ルーイー・ギブソン人間狩りの町に来てしまったアル中男が、逃げながら反撃する話。まあありがちな話であり、大したもんでもない。バカっぽさはあるが、どうせならもっとぶっとんでないとね。。。

セブン・シスターズ

監督:トミー・ウィルコラなかなか楽しめたディストピアSF。人口増加により、本来なら生きられない7つ子姉妹が、一週間に一人ずつ外に出るという、このぶっとんだ設定がいい。そして奇抜な設定だけで終わらず、その後もしっかりとアクションあり、サスペ…

光をくれた人

監督:デレク・シアンフランスマイケル・ファスベンダーとアリシア・ヴィカンダーはこの作品をきっかけに結婚したらしいが、その辺のラブラブぶりがよく分かる前半は非常に退屈。しかしそれを乗り切れば、ようやく話が動き出す。ようは海で拾った赤ちゃんを…

ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜

監督:神山健治現実と夢を交互に描き、次第にシンクロさせて家族の秘密を探求する。うーんイマイチ。夢じゃ大冒険なのだが、現実は平凡な企業の陰謀物なので、どうもこの夢と現実に落差がありかみ合わない。スケールあるようで、実はあまりないのでどうも乗…

トリガール!

監督:英勉青春コメディ。個人的にはもっと人力飛行機の魅力を観たかったが、正直人力飛行機は最後だけで、自転車部と言ってもいいぐらいだった。土屋太鳳はこういうコメディの方が合う。特に目立たなかったが池田エライザや佐生雪が可愛かった。ナダルは何…

大いなる遺産

監督:マイク・ニューウェル割と良かった。運命という名の絡まった糸を解くような展開の妙が面白い。何度もリメイクされてるが、分かりやすくしっかりとした出来なので未公開なのは勿体ない。キャストも英国勢で固めてあり本格的。

わが青春のイレブン

監督:降旗康男安い青春ドラマ。70年代の古臭さを味わう。しかしこの終わらせ方はなんなんだ。話の途中のようなところでぶった切る。70年代だからできた荒技。今やれば大ひんしゅくだろう。。。

三度目の殺人

監督:是枝裕和是枝が法廷とかサスペンスというのが意外で、ちょっと黒沢清や韓国映画を思わせる部分もあった。二転三転させ、のらりくらりと煙に巻くが、結局この監督は社会派だったということ。そもそもミステリーなどには興味はなく、恐らく司法制度、も…

太陽は光り輝く

監督:ジョン・フォード悪い映画ではない。牧歌的で古き良きアメリカの精神が息づいている。正しいこととは。信念を貫くこととは。行動を起こすことの難しさ等々、いつの時代でも通用するテーマを描き、ジョン・フォードはアメリカを信じている。とまあジョ…

美女と液体人間

監督:本多猪四郎嫌いじゃない。この手の昔のB級SFは好き。あとタイトルのどこか如何わしい感じのセンスもいい。ただ映画としては特にどうってことない。まあこういうバカバカしい映画を真面目に作ってるのは好感。反核メッセージはあまりいらない。

シャドウ・スナイパー

監督:ダビ・R・ロサダこりゃまた酷いね。一体なにがしたのか。スナイパーも監督も。一方的でもう少し反撃というか攻防戦をやらないと。せめてラストぐらいきちっと決めてほしかった。時間をかえせ。。。

キル/オフ

監督:クリストフ・デローしょーもな。低予算は別にいいのだが、それならアイデアで勝負してほしいとこだが、これじゃあただただしょーもないだけ。不条理劇としても失敗。時間の無駄。

ディストピア パンドラの少女

監督:コーム・マッカーシーつまらん。なにか超能力系の話と思いきやゾンビ映画だった。なんでこんなB級ゾンビ映画にグレン・クローズが出てるのか謎。あれジェマ・アータートンだったのか。気付かなかった。ゾンビが植物になるみたいな設定がバカっぽく、…

美女と野獣

監督:ジャン・コクトーちょっと前にエマ・ワトソン版の「美女と野獣」を観たが、あっちは豪華でCGで煌びやかな印象だったが、こっちを観るとそれが逆に空虚に思えた。1946年のモノクロ、CGもない時代の作品だが、なぜかこっちの方が美しさがあった…

ヒトラーへの285枚の葉書

監督:ヴァンサン・ペレーズ監督はヴァンサン・ペレーズだったのか。葉書でナチスを批判し続けた夫婦の実話を元にした話。静かな抵抗だったかもしれない。しかし親として戦争で死んだ息子の無念を晴らしたかったのだろう。ブレンダン・グリーソンは好きな俳…

ちょっと今から仕事やめてくる

監督:成島出幽霊話にしなくてよかった。。。今のご時世、ここまでのパワハラブラック企業はないとは思うが、似た様なものは確かにある。そこから抜け出すヒント、人生の価値、企業の在り方など、いろいろな側面が見え、それなりに考えさせられる部分もあっ…