美女と野獣

監督:ジャン・コクトー

ちょっと前にエマ・ワトソン版の「美女と野獣」を観たが、あっちは豪華でCGで煌びやかな印象だったが、こっちを観るとそれが逆に空虚に思えた。1946年のモノクロ、CGもない時代の作品だが、なぜかこっちの方が美しさがあった。野獣もこっちの方が魅力的。まあ総じて悪くないのだが、最後が正直イマイチだった。魅力的だった野獣が人間になったとたん魅力を失い、美しい顔が逆に何かチャライ人間に見えてしまい、こんな奴に好意を抱くのがどうも腑に落ちなかった。飛んで終わりと言われてもねえ。。。