2018-02-01から1ヶ月間の記事一覧

ReLIFE リライフ

監督:古澤健アニメ版は結構よかった。で実写版だが、まあ要所は押さえているし、若手俳優たちも瑞々しく、若干物足りなさはあるが総じて楽しめた。日代の秘密はもっと後の方がよかったのではないか。知らなかったらもっと驚いたかもしれないが、知ってたせ…

エクストーション 家族の値段

監督:フィル・ヴォルケンこういうのを隠れた佳作というのだろう。ほとんど知られてない作品だが、シンプルかつサスペンスが持続してジェットコースター的な映画であった。海外なら起こりえる話だから、自分ならとかいろいろ考えてしまう。しかし主人公は意…

チャック 〜“ロッキー”になった男〜

監督:フィリップ・ファラルドーあのロッキーのモデルになった男の話。でも基本的にあまり面白味はなく、ごくありふれたボクサーの話でしかなかった。スタローンが出てきたり、「ロッキー2」の話やアカデミー賞なんかはエピソードとしては興味深かったけど…

はじまりへの旅

監督:マット・ロス文明断絶映画。毛色は違うが「リトル・ミス・サンシャイン」を思い出した。ヴィゴ・モーテンセンは風変わりなキャラは説得力がある。知識は優秀だが、コミュニケーション能力はゼロ。どっちがいいのだろうか。まあ両方適度にが一番なのだ…

誰のせいでもない

監督:ヴィム・ヴェンダース退屈。一人の平凡な男の人生をただ追ってるだけ。大して哀しみや喪失感もない。あと弟の死がイマイチよく分からなかった。そんな描写あった?。ヴィム・ヴェンダースももう駄目かなあ。。。

幸せなひとりぼっち

監督:ハンネス・ホルム頑固爺さんの一生。死にたくても死ねない爺さんが過去を振り返り、少しずつ生きる希望を見つけるまで。死を覚悟した後の方が、よりいい出会いがあり、人生捨てたもんじゃないと思えるものを見つけられた。現在の爺さんと過去の爺さん…

リリーのすべて

監督:トム・フーパー世界で初めて性別適合手術を受けたデンマーク人の話。実話だからか、いまひとつドラマ性に乏しいものがあり、その辺は役者の演技でカバー。エディ・レッドメインよりもアリシア・ヴィカンダーの方がおいしかった気がする。この手の映画…

バースデーカード

監督:吉田康弘やや長い気はする。そして結構詰め込んだなあ。母と娘の生死を越えた会話に涙。時に反発し、時に愛おしくなる、いなくなっても家族はそこに存在する。そしてテレ朝の協力がなければ成立しない映画である。架空のクイズ番組にせず、アタック2…

僕たちの失敗

監督:須川栄三契約結婚とか1962年という時代を考えると結構な異色作である。主人公がいちいちよく分からない奴でバカなのか破天荒なのか大人びた子供のようだ。この時代の中二病みたいなもんか。市川染五郎(現松本白鸚)がちょっと気持ち悪い。年とっ…

赤穂城断絶

監督:深作欣二ようは忠臣蔵。悪くはない。キャストも凄い豪華で、それなりに見応えはある。ただまんま忠臣蔵なので、そこまで興味はないんだよなあ。あと約160分は長いなあ。。。

エディ・レッドメイン アンダーテイカー 葬る男と4つの事件

監督:ティモシー・リン・ブイ4人の男女がそれぞれどこかで絡み合う群像劇。うーん普通かな。悪くはないけど。しっとりとしたムードはいいけど、それ以上の深みはない。ジェシカ・ビールのヌードが見れるのが一番の見所なのかも。パトリック・スウェイジが出…

ゴッド・オブ・ウォー 導かれし勇者たち

監督:クリストファー・スミスこれクリストファー・スミスだったのか。タイトルから全く期待してなかったのだが、これ結構好みの映画だった。こういう中世の騎士団が謎めいた黒魔術の村へ殲滅しに行くみたいなやつ好きなんだよねえ。まあ全体的に軽量級なの…

ゴースト・イン・ザ・シェル

監督:ルパート・サンダーズ個人的には及第点。普通に楽しめた。これも全てスカーレット・ヨハンソンのおかげ。彼女は素晴らしい。ただ駄目なとこもある。まず美術がごちゃごちゃしすぎて下品。夜のシーンはごまかせてたけど。あとアクションの見せ方がイマ…

150ミリグラム ある女医の告発

監督:エマニュエル・ベルコある薬が深刻な副作用を引き起こすことが判明し、販売中止を訴え続けたという実話。まあこういうことがフランスであったというだけで、いまひとつ映画としての面白味が薄い。主人公の女性もさほど魅力的とは言えず。普通。。。

スリー・ビルボード

監督:マーティン・マクドナーいろいろな問題を複合的に提示して、観てる間圧迫感があった。ひとつの火種が負の連鎖のように広がり、負の感情が町を覆い、映画を覆い居心地の悪さが半端ない。そして反転する構造が巧い。被害者の母がとたん悪者になったり、…

祈りの幕が下りる時

監督:福澤克雄途中まではまあ良かったのだが、終盤の過剰な泣かせが延々と続き、どうにも辟易した。押し付けがましくて、逆に泣けなかった。あと一か所非常に無理のある展開があり、そこがどうにも納得できず、気持ちよく謎解きを味わえなかった。序盤のテ…