2017-09-01から1ヶ月間の記事一覧

座頭市御用旅

監督:森一生シリーズ第23作。後期の傑作。森繁久彌、三国連太郎他多くの名優たちが出てくるのもうれしい。いきなり赤子の出産とか結構多い赤ちゃんエピソード。そこから誤解が誤解を生むという、まあいつものありがち展開であるが、誤解を晴らしていく過…

GANTZ:O

監督:川村泰全く期待してなかったからか、なんだこれメチャ面白いじゃん。GANTZ詳しくないし、ファンでもないが、これは予想外の傑作アクション。まず日本のCGアニメの技術の高さに驚いた。世界最高峰レベルじゃんコレ。そして怒涛のアクションの連続攻撃…

KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV

監督:野末武志CGだけで中身ないと思ったら、意外とちゃんとしてた。終盤ちょっとごちゃごちゃしすぎたが、全体的には普通に最後まで楽しめた。こういうリアル人間のCGはどうしても不自然さがあるが、かなり技術の向上が伺える。日本のCG技術もここま…

アメリカン・クライム

監督:トミー・オヘイヴァーケッチャム原作の「隣の家の少女」の方がきつかったなあ。これも確かに悲惨だが、どこかテレビ映画っぽくて話をなぞってるだけっていう印象を受けた。出来は悪くないけど、内容の割にはパワーがない。確かに母親が一番悪いが、そ…

ヒットマンズ・ボディガード

監督:パトリック・ヒューズ話は大したことないが、エンターテイメントとしては合格なんだろう。バディ物としての楽しさもあるし、軽いけど安定感はある。あとアクションは凄い。暇つぶし程度にはなる。

新座頭市 破れ!唐人剣

監督:安田公義シリーズ第22作。あれジミー・ウォングだったのか。どっかの無名の中国人かと思った。ジミー・ウォングにしては動きがショボイな。勝新もどこかキレがなかった。誤解から敵同士になってしまうという話は悪くない。

東京原発

監督:山川元今観ても全く古さを感じない。それはこの当時と何も変わってないからだ。制作は2002年で15年前。東北大震災が2011年だから、震災の前と後ではこの映画の見方も全く変わるだろう。当時ならブラックコメディで済む話だけど、今だとちょっとしゃれ…

イン・ユア・アイズ 近くて遠い恋人たち

監督:ブリン・ヒルちょっと「君の名は。」風。やや惹かれあう過程に説得力を欠く。全体的に安いドラマだが、最後の再会はちょっとよかった。ゾーイ・カザンが可愛らしい。あの後二人は幸せになれるのかなあ。。。

ボーイ・ミッシング

監督:マル・タルガローナいじめが嘘を呼び、嘘が殺人を呼ぶ。まさに負の連鎖。話が失踪から段々それてきて、終盤はつまらないゲームと化してしまった。なんかドヤ顔でひっかけてるようだが、全然驚きもしないし、大したオチではなく凡作。

ミュージアム

監督:大友啓史日本版「セブン」。うん割と好きだよ。モロ影響受けてるけど、これはこれで及第点だと思う。最後は後味悪くもできたけど、「セブン」と同じことはしなかった。プロットも悪くないしそこそこ楽しめたのだが、不満は妻夫木聡。メイクでなく実際…

デッド・ノート

監督:ブライアン・オマリー「デスノート」のパクリみたいなタイトルだが、実際あまりノート関係ない。夜の警察署内という舞台設定はいい。そこに集められる人達となにか起こりそうな期待はあり、前半はまあまあよかったのだが、後半から一気にグダグダにな…

13の選択

監督:ダニエル・スタム「レベル・サーティーン」のリメイク。でもオリジナルは観てない。まあデスゲーム系の話で、このジャンルの中では出来はいい部類ではないか。でも正直結構ありがちな展開で、それなりには楽しめるが、それ以上のものはない。家族が関…

隣人 ネクストドア

監督:ポール・シュレットアウネさすがポール・シュレットアウネ。これはいい。現実と妄想がごちゃごちゃになり、妄想がああいう形で具現化するところが面白い。時間も短くコンパクトにまとまったサスペンス。この監督もっといろいろ撮ってほしい。

死の恋人ニーナ

監督:クリス・ブレイン、ベン・ブレイン死んだ元カノが現れるというコメディとかならありそうだが、それを結構真面目にやっている。しかも新カノとのセックス中に血みどろで現れるので始末に悪い。とまあそこそこは楽しめたが、きちっと解決して終わらせて…

ARQ 時の牢獄

監督:トニー・エリオット「オール・ユー・ニード・イズ・キル」系の死んだら戻るってやつ。うーんまあ低予算の中では頑張ってはいるが、最近この手のものが増えてきて食傷気味。戻るのが複数になるなど、いろいろネタを変えてやってはいるが、B級感は拭え…

殺し屋1

監督:三池崇史原作は結構好きだったなあ。今更だがようやく観れた。セリフが聞き取りにくいのが難。もっと真面目に撮ればいいのに、妙にバカバカしいものに仕上げた。あとバイオレンスが凄まじい。やりすぎてコメディになってる。泣いたら強くなるみたいな…

鬼談百景

監督:中村義洋、白石晃士、安里麻里、岩澤宏樹、大畑創、内藤瑛亮「追い越し」、「密閉」、「影男(かげおとこ)」&「尾(つ)けてくる」、「どこの子」&「空きチャンネル」、「一緒に見ていた」&「赤い女」、「どろぼう」&「続きをしよう」の10編。テレ…

Strange Circus 奇妙なサーカス

監督:園子温この映画全く知られてないが、相当凄い作品。園子温なので普通にゲテモノなのかと思ってたら、かなり入り組んだプロットで、こんな映画も作れるんだと驚いた。確かにグロさや妖しさ、サイケさなど奇妙な世界ではあるが、二重三重にも入り組んだ…

XX

監督:ジョヴァンカ・ヴコヴィッチ、アニー・クラーク、ロクサーヌ・ベンジャミン、カリン・クサマ「箱」「誕生日パーティー」「崖の上から」「たった一人の息子」の4編。「箱」はよかった。「世にも奇妙な物語」にありそうな話。箱の中身ななんだったのだろ…

ウルフガイ 燃えろ狼男

監督:山口和彦「狼の紋章」と同じ主人公。キャストは千葉真一に変わったようだが。「狼の紋章」では狼に変身したが、こちらは変身はない。まあ大した映画ではないが、虎が呪い殺すというのは面白かった。

屋敷女

監督:ジュリアン・モーリー、アレクサンドル・バスティロようやく観れたが、これはマジでヤバイレベル。心臓に悪いし精神的に堪える。直視できないシーン多数。いろいろな映画を観てきたが、ここまでやりすぎな映画はあっただろうか。さすがにそれやっちゃ…

キューブ■RED

監督:ルイス・ピエドライータ、ロドリゴ・ソペーニャうーんなんかいろいろ詰め込んでるが、そもそも犯人がここまでやる必要性がない。まあなんつーか強引に話を作ってる感がいっぱいだ。つまらないわけではないが、面白いわけでもない。出される問題も数学…

狼の紋章

監督:松本正志バカ映画。なんかツッコミ所が多くて、真面目に観てはいけない。志垣太郎は昔はカッコよかったんだなあ。松田優作のデビュー作らしいが、デビュー作でこんなにでかい役なのか。存在感は出せていた。しかしこの時代は無駄に脱ぐシーンが多い。…

死の棘

監督:小栗康平ようやく観れたなあ。ちょっと舞台劇のようなセット。そして延々と夫婦げんかを見せられる映画だ。それなのにどこか引き付けられるものがある。とにかくこの争いが終わらない。愛なのか嫉妬なのかプライドなのか、よく分からない感情が爆発し…

ハイパーソムニア

監督:ガブリエル・グリエコつまらん。現実と舞台がごっちゃになり、どういう展開に持っていくのかと思ったら、なんてことないつまらないオチだった。主演女優はかわいい、それだけ。

インペリアル・ドリーム

監督:マリク・ヴィタルありがちだなあ。貧しい黒人の犯罪の連鎖。そこから逃れるために必死にもがく。どこかで観たような話で正直新味はないが、真面目な思いは伝わった。まあ出来自体は悪くないので、ちょっとオマケ。。。

ビフォア・アイ・フォール

監督:ライ・ルッソ=ヤングいやあ予想外の佳作。こういう「恋はデジャブ」系の時間繰り返し物は好き。話もしっかりしてるし、ちゃんと青春してる。失敗を繰り返しながら、ひたすら正解を探していく。これは神さまから与えられた試練だったのかもしれない。…

ダゲレオタイプの女

監督:黒沢清脚本も黒沢自身なのか。うーん、正直微妙。フランス映画への挑戦は悪くない。映像とかもまあまあ。ただし・・・まず長い。この内容で2時間オーバーは長すぎる。そしてちっとも怖くない。黒沢独特の怖さが全く出せてない。ダゲレオタイプという撮…

レッド・ヒル

監督:パトリック・ヒューズオーストラリア産西部劇。と言っても時代は現代なので、純粋な西部劇ではなく西部劇風な現代劇。中盤まではまあまあかなぐらいだったが、後半に犯人の正体が分かってからは見方が逆転して面白くなってきた。なぜ主人公を狙わない…

オフェンダー 〜コソ泥珍道中〜

監督:ピーター・フットいかにも英国風なコメディ。「トレインスポッティング」などに通ずる英国のガキ共である。まあ軽いコメディで、ノリ自体はそれほど乗れなかったかな。悪い出来ではないが、好みの問題。「ヒート」の映画ネタは好き。