2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

黄金のアデーレ 名画の帰還

監督:サイモン・カーティスナチスに奪われた名画を取り戻す実話。さほど登場人物たちの悲しみが伝わってこない。ライアン・レイノルズがやるとどうも軽くなりがち。回想シーンはいい。

ホワイト・ゴッド 少女と犬の狂詩曲(ラプソディ)

監督:コルネル・ムンドルッツォなんか想像していた映画と違った。うーんちょっと期待外れ。もっとファンタジックなものだと思ってたので。話もどうも盛り上がってこない。

NOBODY

監督:大川俊道ようやく観れた。ずっと観たかったんだよな。大川俊道のファンなので。でもまあ悪くは無いけど、もうひとつヒネリがほしかったかな。Vシネマ俳優が大挙出てて、今観るとかなり豪華かもしれない。大川俊道お得意の不条理感というか幽霊的とい…

悪の紋章

監督:堀川弘通モノクロ映像の昭和サスペンス。山崎努も若くて今の苦虫を噛み潰したような顔よりかっこいい。新珠三千代も相変わらず綺麗。だけどねえ、これがどうもテンポの悪いサスペンスでもっと簡潔でシンプルな復讐劇でいいのに。財布をすられた女が後…

オートマタ

監督:ガベ・イバニェス悪くは無いが、もうひとつスケールが小さく物足りない。人工知能の暴走などありがちテーマだが、それなりに将来の警鐘として見所もあった。人間はいつまで頂点でいられるのか。人類の登場があったように、機械が”猿が木から下りる”日…

十字架

監督:五十嵐匠観ていて辛くなる映画。いじめは一生引きずる。被害者も加害者も。時間が経って見えてくるものもある。成長して経験して親になって、いろいろな立場になって見えてくる。長い年月をかけ理解することもある。とても鬱な映画だが、いじめという…

ピンクとグレー

監督:行定勲アイドルグループ・NEWSの人が原作と知り、ちょっとなめていたが、なかなかやるじゃんというのが正直な感想。まあ行定勲の力も大きいのだろうが、そうきたか。まさかメタ的な二重構造になってるとは。最初は結構退屈な話だったけど、こんな仕掛…

サバービア

監督:リチャード・リンクレイターリンクレイターの未公開作。うーん、コンビニにたむろってる若者たちが延々下らない会話をしてるだけの眠くなる作品。終盤やや盛り上がったが、終わらせ方もよろしくない。最後、一触即発の雰囲気になるが、なにもしないで…

ベル&セバスチャン 新たな旅立ち

監督:クリスチャン・デュゲイシリーズ第2作。前作観てなくても問題ないが、観てた方がよりいい。前作と打って変わって冒険ものに変化している。普通に観てる間は楽しいのだが、なんか何も残らないというか、時間が経つと平凡なように思える。ただ娯楽映画…

ベル&セバスチャン

監督:ニコラ・ヴァニエ「狩人と犬、最後の旅」の監督か。どうりでなんか似てると思った。子供と犬というまあ鉄板な組み合わせなので悪い作品ではない。大自然や映像も綺麗。小汚かった犬があんなに綺麗になるなんて。色変わっただけですごい印象が変わるん…

この世界の片隅に

監督:片渕須直素晴らしいアニメだった。キャラクターデザインや美術、映画全体の雰囲気が温かみのある画で、ほんわかした。そして一番の功績は能年玲奈に尽きる。彼女自身もおっとりしてるが、この喋り方が主人公に見事にマッチして、よく起用したよ。短い…