2016-04-01から1ヶ月間の記事一覧

映画 ビリギャル

監督:土井裕泰どこまで事実なんだろうと半信半疑で観ていたが、そんなこともうどうでもいいぐらいに映画として熱い物があった。そして結構泣けた。ダメ人間が困難に立ち向かい克服する。エンターテイメントはこれぐらい単純でいいのだ。役者も皆好演。しか…

サザエさん

監督:青柳信雄コメディ映画としては意外や意外よく出来ている。古典的な笑いだが、サザエさんのおっちょこちょいっぷりが巻き起こす騒動をたくさん詰め込んでいて楽しい。江利チエミのサザエさんはとてもハマっている。しかしノリ助役が仲代達矢とはね。ワ…

リアリティのダンス

監督:アレハンドロ・ホドロフスキーなんかエミール・クストリッツァの映画を観ているようだ。ホドロフスキーの自伝を妄想いっぱいに描き、自分自身を見つめている。障害者、小人、ゲイ、小便、裸などなどキワドイシーンが多く、このどこか狂った感性が強烈…

クリミナルズ

監督:ガブリエル・ペルティエ小さな島での殺人事件。うーん普通だな。悪かないけどテレビドラマレベル。

ナイトピープル

監督:門井肇逢坂剛原作なので観た。うん悪くない。二転三転とコロコロと状況が変わり、騙し合い映画としてかなり良かった。北村一輝そしてサトエリがいい。しかし終盤の銃撃戦がしょぼくて映画を台無しにした。なぜ日本映画はこんなにアクションが下手なの…

ガンマン大連合

監督:セルジオ・コルブッチ前半はイマイチ面白くなかったけど、ペンギンとチェゲバラがなにか二人の間に仲間のようなものが芽生え始めてからよくなってきた。印象的なシーンも多く、1ドル銀貨や鷲、亀など小道具の使い方も効いている。そしてやっぱり好き…

ホドロフスキーのDUNE

監督:フランク・パヴィッチ幻に終わったホドロフスキー版「DUNE」に迫ったドキュメンタリー。その分野での一流アーティストの名前がたくさん出てきてなかなか興味深かった。メビウス、ダン・オバノン、H・R・ギーガー、ダリ、ミックジャガー、オーソンウ…

豆大福ものがたり

監督:沖田修一おかしが擬人化した話。さぶい。脚本が「ファナモ」の前田司郎ではないか。「ファナモ」は傑作だったけど、これは痛かった。。。

スロウ・ウェスト

監督:ジョン・マクリーン悪くはないが西部劇としてはややパンチが足りない。それほど魅力的なキャラクターがいるわけでもなく、時間も短めなため、深いドラマまでには至らない。終盤の銃撃戦はまあまあ良かったけど。

地平線がぎらぎらっ

監督:土居通芳脱獄映画としては全然面白くない。見所はやはりジェリー藤尾の強烈な個性か。なんだかクド過ぎて余り好きじゃないが。。。それより田舎っぺな星輝美という女優が可愛かった。

一粒の麦

監督:吉村公三郎50年代の田舎から都会に集団就職する少年少女たちを描く。少年たちの就職や田舎教師の苦悩など厳しい現実を見つめ、悪い作品ではないのだが、まあ真面目すぎる作りにやや面白味が足りない。若尾文子がこんなに脇役に徹してたのが驚き。生…

君が生きた証

監督:ウィリアム・H・メイシーウィリアム・H・メイシー監督デビュー作。前半と後半で見ている景色が変わる。死んだ息子の父親が息子の音楽で再生していくものと思いきや。。。なんだかいろいろと考えさせられた。よく子供は親を選べないという言葉は聞く…

大魔神

監督:安田公義いくらなんでも大魔神出てくるの遅すぎ。待ちくたびれたよ。まあ出てきてからは面白くなったけどさあ。特撮は頑張ってるし、大魔神の日本的な造形も魅力的ではある。ゴジラのように大魔神は復活しないのかなあ。。。

グッド・ライ 〜いちばん優しい嘘〜

監督:フィリップ・ファラルドー前半は退屈だが、リース・ウィザースプーンが出てきてからは眠気も覚めた。ただ後半またいなくなって退屈になったが。難民問題に向き合い、家族の絆などしっかりと感動的に仕上げている。決して悪い作品ではないのだが、そこ…

トレヴィの泉で二度目の恋を

監督:マイケル・ラドフォードシャーリー・マクレーンとクリストファー・プラマーのジジババ二人のなんてことない日常を延々と見せられてもねえ。。。2大名優なのは分かるが、若くないんだからもう少し話に引き付けるものがないと。最後の「甘い生活」の再…

海街diary

監督:是枝裕和よかった。特に大きなことはない日常風景だけなのに、この世界に浸っていたいと思わせる心地よい空気があった。どこか昔の日本映画の雰囲気があり、作風は違うかもしれないが鎌倉が舞台だからか妙に小津安二郎の風景を見た気がした。綾瀬はる…

ラスト・リベンジ

監督:ポール・シュレイダーポール・シュレイダーとニコラス・ケイジの組み合わせか。20年前に観たかったな。シュレイダーのオリジナル脚本ということだが、新味もなく驚きのない内容。あれイレーヌ・ジャコブだったのか。年とったなあ。。。

乳母車

監督:田坂具隆悪い作品ではない。ただどうしても登場人物達の行動がおかしい。浮気してるのに、なぜか皆冷めている。そこまでならまだ理解できるが、子供がいるとなると話が変わってくる。なのに皆冷めている。なぜ子供を作ったのか。なぜ怒らないのか。と…

シグナル

監督:ウィリアム・ユーバンクなんだかなあ。結局なんかトンデモ系になっちゃったか。なにがしたいのかさっぱりだったが、ようやく最後にああこれがしたかったのかと分かった。

海のふた

監督:豊島圭介原作よしもとばなな。悪くはない。心地よい夏の風を感じる。でも特になにも起きない。ほんと日本映画はこういうの多いね。それは日本映画の良さでもあり、地味なとこでもある。寂れていく田舎というのはよく分かるよ。うちの田舎もそうだから…

メイズ・ランナー

監督:ウェス・ボールなにか斬新な物を期待したのだが、思った以上に普通だった。どっかで観たことあるような既視感でいっぱいであった。迷路はまあいいとして、敵キャラのデザイン、オチなどもっとびっくりさせてほしかった。3部作でやるほどのもんかねえ…

靴職人と魔法のミシン

監督:トム・マッカーシーどうしちゃったのトム・マッカーシー。まさかこんなファンタジックな物を撮るとは意外。悪くはないんだけど、なんかイマイチ物足りない。でもオチとかは結構好きだよ。やはりここ数年サンドラーは精彩がない。。。