2015-08-01から1ヶ月間の記事一覧

潜水艦イ-57降伏せず

監督:松林宗恵日本の潜水艦物。和平のために潜水艦で外交官親子を護送するが、途中ポツダム宣言が発せられ和平交渉が無意味に。なんだか随分と拍子抜けする内容だが、最後はきちっと護送してその後降伏せずに敵陣へと突撃するという、まあ腹をくくった日本…

沈黙の艦隊

監督:高橋良輔かわぐちかいじ原作のオリジナルビデオアニメ。いやあ存在は知ってたけど、どういう内容かは知らなかったが、こんなに挑戦的な話だったとは。潜水艦奪って、潜水艦を国家として独立宣言してアメリカと戦争するんだから。非現実的ではあるが、…

ルパン三世

監督:北村龍平まあこんなもんかな。アニメの実写化は違和感ありまくりなのはいつものことだが、観てるうちになんか慣れてくるから不思議。ルパンも不二子も一応及第点と言えるかな。綾野剛の五ェ門はなんか微妙だけど。いろんな国の俳優のごちゃまぜ感はい…

本日ただいま誕生

監督:降旗康男30年以上行方がわからなくなっていた植木等幻のフィルム。実話なのかコレ。戦地で両足切断し、敗戦後の日本で必死に生きる男の波乱万丈記。植木等の気合は伝わってくる。おふざけなしで熱演。ただ後半坊主になってから真面目さから一転やや軽…

アルマジロ

監督:ヤヌス・メッツアフガニスタンに派兵されたデンマーク兵士たちの7ヵ月間に完全密着したドキュメンタリー。うーん意外と普通だった。もちろん現実は大変なのはわかるが、それほど過酷さ、苦しさなどはあまり伝わってこなかった。どうしても劇的さを期…

ランダム 存在の確率

監督:ジェームズ・ウォード・バーキットこの不条理感、カオス、結構好きかも。少しドキュメンタリー風な映像。低予算でもアイデアだけでこれだけできる。パラレルワールドとの繋がりからそこから自分と同じ人間が知らないうちにどんどん入り込んでくる恐怖…

パーフェクト・メモリー

監督:マイケル・ポーリッシュ散々引っ張った割には大した真相ではない。ケイト・ボスワースもウェス・ベントリーもなんかぱっとしない役者になってしまったなあ。ああつまらん。。。

火垂るの墓

監督:高畑勲 名作。何度観ても名作。美しく儚い蛍。この兄妹も美しく儚い一生であった。とても悲しい話だが、兄はたくましく妹は健気に生き抜いた。蛍、ドロップ、節子、名シーンの数々は何度観ても色あせない。「火垂るの墓」というタイトルも秀逸。

アウェイクニング

監督:ニック・マーフィ幽霊調査が最終的には自分の過去と向き合うという話。まあ大体話の展開は予想できる範囲なので終盤のオチも驚きはなかった。レベッカ・ホールはいい雰囲気のある女優。

太平洋奇跡の作戦 キスカ

監督:丸山誠治太平洋戦争時代に日本にこんな脱出計画があったなんて。こんな危機迫った状況なのに冷静な判断をしてるのに驚く。中盤のまさかの作戦中止には、え?マジ?と驚いた。モノクロの利点もあるだろうが、特撮がとても素晴らしく、なんか昔に比べ日…

ファーナス/訣別の朝

監督:スコット・クーパー復讐物は好きだが、ちょっと単純すぎる気もする。だがそこは寂れた田舎の山村というロケ地の効果や渋すぎるキャストによって帳消し。ウディ・ハレルソン、フォレスト・ウィテカー、ウィレム・デフォー、サム・シェパードとたまらな…

ペインレス

監督:フアン・カルロス・メディナ集中して観ないと分かり辛い。というわけで集中してなかったので、よく分からなかった。出生の秘密に”痛みを感じない子ども”の話をくっつけた、ちょっと強引な展開。過去と現代を行ったり来たりでミステリーを高めようとし…

トラップ

監督:ヤニック・セレ悪くはない。「[リミット]」の地雷版みたいな感じかな。ありそうで無かったパターン。そこそこ練られてるし、時間も短いしまあまあ楽しめる。最後はまあそういう終わり方にするしかないよなあ。。。

南の島に雪が降る

監督:久松静児加東大介の実体験を基にした映画だそうだ。戦争に行ってたんだね加東は。まあ内容は戦地で兵士を励ますために舞台をやるというアメリカ映画辺りで観たことあるような話。加東の人柄がにじみ出ていた気がする。名脇役の加東が主役なのもうれし…

太平洋の鷲

監督:本多猪四郎山本五十六映画。山本五十六には大河内伝次郎。三船敏郎や役所広司も演じてるが、他の作品よりも一番分かりやすかった気がする。三国同盟の反対、アメリカとの開戦をもっとも恐れ、他の軍人よりも先を見越し分析したからこその軍事力の差を…

私は貝になりたい

監督:橋本忍監督は黒澤映画の脚本でおなじみの橋本忍だったのか。これはある程度実話を基にしてるのかな?。全くかみ合わないアメリカ軍に憤りを感じた。上官に逆らえないって国が違くてもある程度理解できることだろ。末端の人間が死刑とはいくらなんでも…

劇場版 零〜ゼロ〜

監督:安里麻里ゲーム原案の映画化。ゲームはやったことあるが、あまり関係ない。ホラーとしては全く怖くない。女学校の女の子たちを見るだけの映画って気がしないでもない。「仄暗い水の底から」をちょっとだけ思いだした。

柘榴坂の仇討

監督:若松節朗原作は浅田次郎。江戸から明治へと変わり、時代の流れの中で滅びゆくサムライたち。西洋文化が入り込み、当時は価値観が大きく急速に変わっていったんだろうね。この辺の服装の変化など転換期の描写などは興味深い。時代に取り残され、最後ま…

フューリー

監督:デヴィッド・エアー意外と地味で驚いた。ブラピが出ててコレでは出てなかったらもっと地味だっただろう。「プライベートライアン」に似てるし、それの戦車だけに特化したような作り。正直余り心に響かなかったが、戦車アクション映画としてみればまあ…

ほとりの朔子

監督:深田晃司監督は「歓待」の人だったのか。どおりでなんか同じ臭いがしたんだよな。古舘寛治も出てるし。やはりこの監督いいね。どこかシュールさもあり、今回も意外と話が練られている。登場人物たちは皆過去になにかがあり、それがどこかで密接に関わ…

はだしのゲン PART3 ヒロシマのたたかい

監督:山田典吾実写版3部作の完結編。ややコミカルな部分もあり。全体的にちょっと雑なとこもあるが、基本部分のゲンのたくましさ、平和への願いなどのメッセージ性はぶれていない。3部作全部ゲンが違う役者と知り驚いた。みんな同じかと思った。。。皆上…

×ゲーム2

監督:山田雅史前作の続編ではない。前作は結構面白かったので、こっちも期待したが、ただの凡作。バツゲームばかりで単調。オチというか黒幕も予想通りで白けた。

グランド・ジョー

監督:デヴィッド・ゴードン・グリーン地方の村での中年男と少年の交流。行き場のなさや暴力など田舎でのありがちな展開ではあるが、まあまあ無難な出来といえる。ニコラス・ケイジも久しぶりにまともないい役だった気がするなあ。ただ地味すぎるけどね。

はだしのゲン 涙の爆発

監督:山田典吾実写版3部作の第2作目。原爆投下後の子供たちが中心の話。こんな時代でも必死に生きる子供たちの姿には大人以上にバイタリティがあり、この強さこそが日本を復活させた力でもあるのかな。孤児集団との出会いとその中に亡き弟にそっくりな子…

×ゲーム

監督:福田陽平山田悠介原作。あれ?思ったよりいいじゃん。ありがちなイジメの復讐ではあるが、話は意外と練られていてびっくり。もっとバカ映画だと思っていたもので。。。まあバツゲームがややバカっぽかったり、ちょっと長さは感じた。終盤あざといぐら…

クロがいた夏

監督:白土武「はだしのゲン」の中沢啓治原作のアニメ。まあ基本やってることは「はだしのゲン」と変わらないが、この時期こういう反戦映画を観ることで平和の大切さを実感できた。平和で微笑ましい前半の日常から一転原爆によりすべて失う非日常的な光景に…

サベージ・キラー

監督:マイケル・S・オヘダこの手の復讐物、倍返し物は好きである。まあB級ホラーといったとこだが、これが結構楽しめた。凌辱され瀕死の状態の女がインディアンパワーで甦り、一人ずつ血祭りに上げていく。このシンプルさがいい。

はだしのゲン

監督:山田典吾実写版3部作の第1作目。こんなに反政府的だったっけ。漫画やアニメよりも強調されてる気がする。アニメ版ほどの強烈なパワーはないが、これはこれできちっと映画化されていた。なによりゲンが素晴らしい。愛嬌あって演技も上手い。子役が皆…

記憶探偵と鍵のかかった少女

監督:ホルヘ・ドラドちょっと「インセプション」っぽい。記憶をめぐる何が真実で誰が嘘をついているのか。その辺の攻防戦はまあまあ楽しめたが、どっかで観たような既視感は否めない。マーク・ストロングに主役をやらせたのはいい。

トップ・ハット

監督:マーク・サンドリッチミュージカルの名作。これはもうフレッド・アステアに尽きる。華麗で優雅なダンスに酔いしれた。有名な“Cheek to Cheek”や雨宿りのダンスなどの名シーンも観れて満足。ただ話自体は正直よく分からなかった。勘違いが巻き起こす恋…