ウーマン・トーキング 私たちの選択

監督:サラ・ポーリー

こういう話だとは思わなかった。でもタイトル通りではあった。話をする女性たちの映画。まるで舞台劇のようだった。昔の話だと思って観ていたら「2010年国勢調査」の広報車が出てきて面食らった。一種の寓話なのか実話なのか不明だが、この世界観がイマイチ馴染めず。女性の苦しみを一方的に吐き出し女性差別のような様相ではあるが、むしろこのコミュニティの特殊性による差別のような気がする。男にしろ女にしろいずれにしろ一つの性別で固まって生活するのはどちらにせよ上手くいかないと思う。テーマは理解するが映画としてはあまり面白くはなかった。ちょいおまけ。