マイ・ブロークン・マリコ

監督:タナダユキ

永野芽郁新境地といったとこか。やさぐれ女を熱演。タバコ吸ったり、若干無理してる感はあったが、頑張ってはいた。だけど一番良かったのは奈緒。なんつーか滅茶苦茶説得力のある演技だった。危うくてバカで、でも優しくて。純粋な人間は生き辛い世界。彼女の苦しみがちゃんと伝わってくるような素晴らしい演技だった。二人の掛け替えのない友情というか愛情というか、そのすべてが愛おしく思えた。