野獣死すべし

監督:ルチオ・フルチ

イタリア映画の方。フルチといえばマカロニウエスタンのイメージだが、80年代なので現代物である。とはいえそこはフルチ、変態性は随所にあった。無駄にホラーっぽいというか、殺しのシーンがホラー風味なメーキャップ。一応ギャング映画で復讐物。途中まではそんなに面白くなかったけど、終盤はようやく本領発揮し出して面白くなった。ラストの老ギャングたちの銃撃戦は見物。80年代の音楽もいい。