青春残酷物語

監督:大島渚

あまり大島渚は好きじゃない。これは結構見やすい方だとは思うが、内容自体は特にどおってことない男女の色恋話。この作品から「松竹ヌーヴェル・ヴァーグ」なんて言葉が生まれたそうだが、まあ確かに主演の二人が60年代の街中を歩いてるとことかは、そんな雰囲気は感じられた。美男美女ってわけではなく、二人とも脇役のような風貌。でもその普通さが、よくある商業映画とは違うんだぞという拘りに思えた。