七人の刑事 終着駅の女

監督:若杉光夫

モノクロ。そしてなにより主役は60年代の上野駅だと思う。今じゃできないガチなロケーションで、当時の空気感もよく出ていた。ほぼ駅中心の出来事で、容疑者が浮かんでは消え、刑事たちの地道な捜査を映し出す。まあ事件的にはそれほど面白くはないが、昔の刑事ドラマの味わいはあった。