モーリタニアン 黒塗りの記録

監督:ケヴィン・マクドナルド

グアンタナモで何があったのか。まあこういう事実があっても、ちっとも驚かない。アメリカ人もこれを観ても、別に驚かないんじゃない。当時の状況では理解できなくもないし。911の被害を受け、躍起になる米政府の心情も分からなくもない。そこに巻き込まれたスラヒは可哀想だけど。タハール・ラヒムもよかった。しかしこれはジョディ・フォスターの映画。さすがに老けたけど、それでも彼女の芯の強さというか、カッコよさは健在なのには驚いた。少々だるいけど、ちょいおまけで。