シド・アンド・ナンシー

監督:アレックス・コックス

もっとセックスピストルズの話があるのかと思ったが、思いの外シドとナンシーのダラダラした私生活の話が中心なのが何とも物足りない。ゲイリー・オールドマンのシドも一見ハマリ役と思いきや、それほどでもなかったかな。「My Way」は大好きだけど、あのシーンもまあまあ止まり。伝記映画として、このアプローチで正解だったのかイマイチ不明だが、当時の空気やラストシーンのどこか儚げなとことかは良かった。あまり面白くはなかったけど、破天荒さや破滅っぷりは捉えていたと思う。おまけ。