在りし日の歌

監督:ワン・シャオシュアイ

80年代から30年におよぶ中国の一組の夫婦を見つめたもの。約3時間もあるので、じっくりとこの夫婦の歴史を描いている。長いし、時間軸もいじくっているので多少分かり辛い。いろいろと混乱するが、そこも含めて長さにアクセントを加えている。息子の事故、夫婦関係、仕事や友人、そして中国という時代の変化を静かに刻んでいる。当時一人っ子政策に対して、なぜこんなおかしなことしてるんだろうと思っていたが、それは間違いだった。一人っ子政策は今の時代こそもう一度中国はやるべきである。