荒野の誓い

監督:スコット・クーパー

硬派で骨太、これがスコット・クーパーだ。インディアンへの憎しみから和解へ。旅を通して心の変化が雄大な景色の中で、静かに描かれた。アクションもどこかおとなしめ。ロザムンド・パイクも男達の中、気丈に闘い、悩み、そして何か解放されたような旅であった。首長がベテランのウェス・ステューディなのもうれしい。終盤ある白人爺が「ここは自分たちの土地だ、インディアンは出てけ」と言う。そして多くの移民たちがいる現代、インディアンの気持ちがようやく白人にも分かったのではないか。。。