禅と骨

監督:中村高寛

あまり興味なかったが、監督が「ヨコハマメリー」の中村高寛なので観てみた。日系アメリカ人の禅僧、ヘンリ・ミトワのドキュメンタリー。見た目気難しそうな印象があったが、そんなことなく気さくな感じだった。ただ終盤は病気がちでイライラしていたが。しかしあの童謡「赤い靴」の映画化への情熱はなんなのか。そこまで固執するのは母への愛なのか贖罪なのか。日系収容所も経験してるようで、米国では日本人扱い、収容所では見た目から米国人扱い、板挟みのような思いもしている。それとウエンツ瑛士は好演。やや終盤長いというか蛇足気味なとこもあり、もう少しコンパクトでもよかった。ちょいおまけ。