1987、ある闘いの真実

監督:チャン・ジュナン

実録映画として面白い。大学生拷問致死事件をめぐる、そこに関わる警察、検察、メディアなど様々な人達の群像劇。「タクシー運転手」観てたから、80年代はかなり物騒な時代だったのは知っている。でも変わらないね民族性は。隠蔽体質にしても、国民が大騒ぎするのも。当時は国と国民が闘ってたが、今じゃもっぱら日本が敵だからねえ。硬派な実録物で終わればよかったのだが、最後のなんか国民の勝利みたいな、朝鮮民族万歳的なやつは嫌だ。