戦艦大和

監督:阿部豊

戦艦大和の最期を描いたアクション。といってもアクションは最後の方だけで、基本は若い兵士たちの戦争への思い、国への誇り、葛藤など。規律を重んじるなど、最後まで軍人としての誇りを描く。そしてどこかもう先がないことを薄々感じるような空気があった。派手さが全くなく、地味で淡々としたとこが逆にリアルな本当の戦争の姿なのかもしれない。50年代の映画だが、ミニチュアは結構いい仕事している。イマイチ地味すぎるが、戦争で死んだ若者たちの思いにちょいおまけ。