希望のかなた

監督:アキ・カウリスマキ

相変わらずとぼけたような味わい。どこかシュールなユーモアが漂うのはいつものことだが、今作は移民がテーマゆえにちょっと真面目。それでもおかしく温かいのが彼の作風だと思っていたが、今回は温かみよりも移民や差別などが上回り、明るい希望は見出せなかった。寿司屋のシーンにクスリ。あんなにわさびは入れちゃダメ。。。