アイヒマンを追え! ナチスがもっとも畏れた男

監督:ラース・クラウメ

なかなか良かった。アイヒマンがアルゼンチンでモサドに拘束されたなんて知らなかったので、歴史的事実としても興味深いものがあった。さほどサスペンスはなかったが、拘束される裏で、手紙やらモサドと交渉やらがあり、政治的駆け引き、主人公のユダヤ人としての思い、部下の女性関係なども絡まり、見応え十分な政治ドラマであった。