独裁者と小さな孫

監督:モフセン・マフマルバフ

エミール・クストリッツァを思わせる寓話。ただユーモアや辛辣さは足りない。でも真面目さはよく出てる。独裁者がクーデターで、追われるただの平民になり下がる。孫との逃亡で自分の独裁的行いを見つめ直す。独裁者側の立ち位置で見ると、気の毒に思えるような作りだが、まあ自業自得。孫が数年後この事実にどう向き合うのか。。。