オデッセイ

監督:リドリー・スコット

キャスト・アウェイ」や「ゼロ・グラビティ」の火星版サバイバル映画。よく出来てはいるのだが、なんというかイマイチわくわくしなかった。それはやはり余りにリアリティがないのが原因だと思う。前記二作はまだありえるかなと思えたが、この作品はさすがに無理がある。火星で一人で1年半って。エンターテイメントにこういうこと言うのは野暮だが、2、3ヶ月とか数人とかならもう少し説得力を持てたのに。。。ただ終盤のデイモンをキャッチするシーンは素晴らしかった。オレンジの救命綱が絡まりながら救うシーンは宇宙の無重力を美しく表現した一番のハイライトだった。