容疑者X 天才数学者のアリバイ

監督:パン・ウンジン

東野圭吾の「容疑者Xの献身」の韓国リメイク。結論から言うと日本版の方が全然上。構成が下手。話の運び方がスムーズでなくなぞってるだけで深みがない。湯川のキャラをなくし、刑事と湯川を同人物にしているため、いろいろと話に無理が出ている。本来天才と天才の対決だが、二人とも天才に見えない。湯川がいないのでキャラのインパクトも弱い。母娘の愛情も数学者の献身的愛も全く伝わってこなかった。これを観ると日本版がよく出来ているのが分かる。