花嫁と角砂糖

監督:レザ・ミル・キャリミ

決して悪い映画ではない。むしろイランという国の人々の日常の姿がよく分かり、穏やかな性格はとても親近感のような日本人に通ずるものを感じた。ただ若干地味というか映画としては物足さを憶えた。結婚と葬式が同時にくるという事件もあるにはあるが、比較的生活を描くことが中心で、もう少し起伏のある展開がほしかった。