ダラス・バイヤーズクラブ

監督:ジャン=マルク・ヴァレ

エイズで余命30日といわれた男が、結局7年も行き続けたんだから凄い。そんな状態なのに会社を立ち上げたりと商魂たくまし過ぎ。こんな言い方はアレだが、エイズになったから、生き続けたいと思ったから彼は変われたのだ。30日で終わるか7年で終わるかは、どれだけもがき続けたかの違いである。そこで人生を捨てなかった男の気迫はマシュー・マコノヒーの大熱演で見事に真実味を増した。ただこいつ自身にはあまり共感は出来ないけどね。。。それともうひとつ、アメリカ人には分からないが、あの時代にツタヤってあったのか。その辺の時代考証はやや気になった。